私は犠牲にならなくていい。
光の人として生きる。
そう決めて、日々を生きていた。
そんな時に、まさかの試練。
私は、信じていた人から、必ず返すから助けてほしいと頼まれ、お金を貸していた。
最初の数回は、返してくれていた。
その人は、もうご老人だったので、まさか人を裏切るようなことはないと疑うこともなく、また頼まれたのでお金を貸した。
返してくれると信じて、ずっと長い時間待った。
ある時、いつ、お金を返してくれるのか尋ねてみた。
そしたら逆切れされた。初めてその人の別の顔を知った。
「なんで信じれんのか?お金、お金言うな!もう話もしたくなくなる。もう、電話もしないぞ!」と、言われた。
私は正しいことを言っている。どうして私の方が悪者扱いされてるん?
自分の身に何が起こってるのか理解できなかった。
信じていただけに悲しかったし、辛くて情けなかった。
詐欺られたときに最初、人は相手ではなく、騙された自分を責めるらしい。当分の間、私は自分を責め続けた。
これも自分の身に降りかかって初めて学んだ。でも、だんだん感情が変化してきた。
その時に初めて相手に疑いの気持ちが沸いた。
私は器用な生き方はできないが、人の陰口を言ったり、人にうそをついて騙したりできない。
これは自分の信念でもある。
正直者は馬鹿を見る。ということわざがあるが、確かにそうだろう。
今までの人生、人を疑うことを知らず、気づいたらいつも人に利用されていたな。
お人よしの馬鹿正直者だ。
だけどいつも思うのは、神様は真実をすべて見てくれていて、その時は地獄で死にそうだけど
必ず助けてくれると信じてる。
最後には幸せの帳尻が合うようになってる。
でもさすがに今回はショックが大きすぎた。貸した金額が大きかったからだ。300万円近くだ。
ほぼ私の全財産。もう直観で騙されたと感じていた。
それから色々と行動した。
ほんとに行き詰ったときに鑑定してもらう霊能者の先生に会いに行った。
先生に、私を裏切っただろうと思われる相手の名前と生年月日を伝えた。先生はそれだけですべてが見える。
最初は騙すつもりではなかったこと。でも欲が出てきてお金を返したくなくなったこと。
結局、お金は返ってこないだろうと。
私の直観は当たっていた。ちっとも嬉しくないけどね。
先生から高い勉強代払ったと思って生きてくださいと。
笑い事ではないのに、なぜか笑い話のように思えてきたよ。
それから弁護士に相談したり、警察にも電話したり、いろいろ調べたが結局のところ、あきらめるしかないという結論。
ほんとに悔しいです。
今頃、人をだましたお金で、たのしく、のうのうと生きてると思うと腹がたって仕方ありません。
だけど私が裁くことはできません。裁くのは神様です。因果応報です。必ず、天罰が当たります。
もう一回、相手に思い切って電話をかけたんです。
相手の良心を確かめたかったから。
その時は、電話に出てくれましたね。
だけどまず最初の第一声が、「誰かいな?」でした。誠実さのない言葉に衝撃を受けました。
私が名乗ると、「あ、お金返さんとね。」と言ったきり音信不通になりました。
もう一度、最後に一回だけと思い、電話をしたら最悪の状況でした。
「この電話には出れません。」という音声ガイダンスになってました。
完全に逃げられてしまいました。ひどいことを平気でできる人だったんだなと憎しみが沸いてきました。
なんでこんな目に合わなければならないのか?
必ず返済してくれると思っていたので、私はこれからの生活が不安でいっぱいになりました。
この裏切りと試練はかなりのものでした。
心と魂と身体はつながっている。心を病んだら、身体も悲鳴を上げました。
寛解状態で、カサブタ一つなく、すべすべになっていた皮膚にカサブタがぽつぽつとできてきました。
尋常性乾癬の再発。悪夢のようでした。
一度できだすと簡単には治らない。あっという間に広がりました。
もう二度と身体からポロポロと皮膚の皮がむけていくのを見たくなかった。
こんな目にさえ合わなければ再発もなく生きていけていたのに。
悔しくて悲しすぎて涙も出ない。
それでも生き抜くしかない。毎日、毎日,神に祈った。愛と光の人で生き続けられるように。
私たち家族を見守ってください。
毎朝、目覚めたこと、呼吸ができること、命があることに感謝をした。
それから神様に願った。どうか、助けてください。どうか、救ってください。どうか私の重荷を背負ってください。
大天使様にも人との縁や仕事の縁をいい方向に導いてください。
ご先祖様にも両親にも手を合わせてる。
私はこのまま人生を終わらせられない。
絶対に光の道に行くんだ。
また次回、もっと深くお話させてくださいね。
Lumia(ルミア)
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💎今日の祈りの言葉
闇が深いほど強い光のところに行ける。
強い光のところに出る前が一番闇が深く、どん底。
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